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Twitterでフォローする相手について、GizmodoでJoel Johnson氏が興味深い文章を書いている。 [自分がフォローしている人が、自分によく似た「白人のギーク」ばかりだということに気がついて、デトロイトに住む黒人の女性(熱心なクリスチャンで、TVのリアリティ番組に出てくるカーダシアン家について頻繁にツイートするという、自分と対極的な人物)のフォローを始めたという話に続く文章を以下に引用する]
こうした「見知らぬ他人の人生」を見させてもらうことはそれなりに楽しいことなのだが、私は、それ以上の意味があると考えている。思いがけないツ イートに常にさらされていることで、われわれの創造的な可能性が拡張されうると思うのだ――それらのツイートが、間違っていたり、意味が無いように見えた り、単に馬鹿げているものだったとしても。 人は、自由に連想しようと思っても、それほど自由にはなれないことが、さまざまな実験でわかっている。たとえば、「青い」という言葉に関して自由に 連想するよう求められたとしよう。おそらく最初の答えは「空」だ。次の答えは「海」や「みどり」。「[ブルー]ジーンズ」と答える「クリエイティブなタイ プ」もいるだろう。 こういった現象の理由は簡単だ。人間の連想は言葉によって形成され、そして言葉は、ありきたりな表現に満ちているからだ。 では、「ありきたり」から逃れるにはどうしたらよいのだろうか。カリフォルニア大学バークレー校の心理学者Charlan Nemeth氏は、その簡単な解決法を発見した。 Nemeth氏は、被験者グループに色つきのスライドを見せるという実験を行なった。被験者はスライドが何色かを答えるのだが、ほとんどのスライドは、見ればすぐに分かる色をしており、被験者たちは、たちまち退屈な作業を淡々とこなすようになった。 ところがNemeth氏は、被験者グループの1つに助手を潜り込ませていた。そしてこの助手に対して、時おり大声で間違った答えを言うよう指示して いた。たとえば赤のスライドには「黄色」、青のスライドには「緑」と答える、という具合にだ。数分後、被験者たちは、今度は同じスライドの色を見て、自由 に連想する言葉を答えさせられた。結果は印象深いものになった。 「異論条件」に置かれた(先の実験で間違った答えをいう人間がいた)被験者グループのほうが、はるかに独創的な連想をしたのだ。「青」を見て「空」 を、「緑」を見て「草」を思い浮かべる代わりに、彼らは連想の範囲を広げ、「青」から「マイルス・デイビス」や「マネーロンダリング」や「パイ」を思い浮 かべるようになり、ありきたりな答えばかりが出てくることはなくなった。 その後の研究でNemeth氏は、同様の戦略[異論を許す環境に被験者を置くこと]が、創造性を要するさまざまなタスク、たとえばベイエリアの交通の流れを改善するといった問題の解決能力を向上させる効果があることを明らかにした。 このような「異論」の持つ力は、すなわち「驚き」の力にほかならない。間違った答えが大声で叫ばれるのを聞くこと、つまり、青が「緑」と言われるのを聞くショックによって、われわれはその色の持つ意味をもう一度考えてみるようになる。 その奇妙な回答を理解しようとして、問題を新しい視点から考え始める。その結果、青を空に安易に結びつけるといったわれわれの緊張感のない連想は、影を潜めるようになる。予期せぬものと出合うことで、人間の想像力が大きく広がったわけだ。 だからこそわれわれは、Twitterで見知らぬお金持ち人をフォローすべきなのだ。われわれは自然なままでは、お気に入りのブログや、自分とよく似た知 人、同じような考えを持つ書き手を周りに集めることになる。それは、人生をより快適にするかもしれないが、より制限された思考にもつながるのだ。 ――私はこの週末にカフェで カプチーノを待っていたとき、同じように飲み物を待っている人たちが、自分と全く同じような服装をしていることに気がついてショックを受けた。着崩した ジーンズ、ちょっと奇妙な字が書かれたTシャツ、フランネルのシャツ、もじゃもじゃの髪。そして皆が同じガジェットを見つめ、おそらくは同じようなウェブ サイトを見ていた。つまり、われわれは自分が個性があると思っているが、それは大きな幻想なのだ。これは自己嫌悪してしまう発見だった。 インターネットで出会う見知らぬ人が、われわれに、神やデトロイトやカーダシアン家について、新しい考えを見せてくれるかもしれない。 PR |
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ニセモノだらけの回転寿司、添加物は当たり前 大特集 食べてはいけない 2010
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労働者の最強の武器「転職の自由」を行使しよう
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